トラック車輪止め/歯止め
トラックの駐停車中は、車両が勝手に動き出さないように歯止め/車輪止めをしましょう。歯止め/車輪止めは様々な形状や大きさがあり、それぞれ特徴が異なります。
歯止め/車輪止めの利用で安全作業向上
歯止め/車輪止めは、トラックが駐停車中に車輪が回るのを防いでくれます。通常はトラックの駐停車時にギアをパーキングに入れてサイドブレーキを引きますが、荷物を積んだ状態や勾配での駐停車となると、タイヤの回転を抑えきれないことがあります。
人が離れたトラックが勝手に動き出すのは大変危険な状態で、重大事故は避けられません。もし無人のトラックが勝手に動き出し人身事故や物損事故を引き起こせば、ドライバーや会社の人生に大きな影響を及ぼします。そう考えると、トラックから離れる際は、歯止め/車輪止めの設置が必要不可欠だと言えます。
トラックの歯止め/車輪止めの種類
歯止め/車輪止めの装着は義務ではありませんが、トラック協会や交通安全協会では、安全の観点から使用が推奨されています。また、これまで歯止め/車輪止めを使用しないことで起きた事故も沢山発生しているので、安全対策の為には必要不可欠だと言えるでしょう。
歯止め/車輪止めの材質は、耐久性が高いゴム製や「廃プラ」「ポリプロピレン」などの樹脂製、木製などがあります。また、大きさも「大型トラック用」「小型トラック用」など、それぞれ異なるものが販売されています。装着するトラックのタイヤサイズに合わせて選びましょう。
ヤマダボディーワークスでは、主に「廃プラ製」の歯止め/車輪止めを取り扱っています。また、使用していない時の収納用としての「車輪止め/歯止めステー」や、歯止め/車輪止めを2個セットにする「ロープ」も販売しています。「車輪止め/歯止めステー」は、走行中の落下事故防止の為に、必ず車輪止めに合った製品をお選びください。